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第一展示エリア:体験型展示
切符売り場—旅支度
台湾の鉄道は日本が軍事、植民地政策、産業振興の基盤として建設したものです。鉄道部は増収と観光推進のために、さまざまな鉄道地図や旅行ガイドブックを発行しました。
縦貫鉄道の車両は、一等、二等、三等に分かれていました。当時の台湾の鉄道運賃は日本の内地よりもかなり高く、一番安い三等車両の台北—台南間の片道運賃が5円11銭で、日雇い労働者の半月分の給料に相当しました。
台湾旅行地図 1941年

官営、私営の鉄道のほか、トロッコ線、自動車道路なども記載され、沿線各駅の関連情報もわかるようになっています。(高雄市立歴史博物館蔵)