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第二展示エリア:名場面
Zone10 南迴線
南迴線は台湾環状鉄道の最後の区間として、1992年に営業運転を開始した。総延長98.2km。屏東-台東間の距離と工期を短縮するため中央山脈の下をくぐらせた、合わせて35本のトンネルは、全区間の3分の2を占める。環状鉄道中、工事の難度が最も高い区間であった。
南迴線は観光の価値が高い。乗客は列車に乗ったまま、中央山脈を突き抜ける感覚を体験し、台湾海峡や太平洋の絶景を楽しむことができる。山と海とが織りなすコントラストは、多くの人々を惹きつける。なかでも、多良駅のホームは最もよく知られた鉄道情景である。